(右:エリンジウム、左:リュウカデンドロン)
季節は必ず巡り巡り、
新しい春もすぐそこに。
多くのお花と共に過ごしてきた1年間は、
どんなインテリアよりも自然で、
なによりも季節ごとの感動の時間をもたらしてくれます。
この空間に「どんなお花を飾ろう。」
お花を選ぶときには、
毎回自分なりのルールを決めています。
かくも、これは自由で毎回変化する事でもあります。
1.「季節のお花であるか。」
│→その時期だけに花咲く。その時間を共有したい。
2.「色や香りを楽しめるか。」
│→空間が新しい色に彩る事。ポイントは、日光に当たった時の繊細な表情を愛でるコト。
3.「花が持っている特性や歴史を楽しめるか。」
│→花が生まれた国、どんな歴史を辿り、どんな花言葉を教えてくれるか。
│今、「花」を愛でたい。
花は、今の自分の考えや気持ちと共に生きます。
4. 部屋の空気は換気で清々しく、生活を規則正しく整え、
お水も決まった時間に。
5.「おはよう。」「今日も共にありがとう。」
心から命と向き合い、感謝を伝える。
その限られた時に生きる姿から、
時間と姿勢の大切さを学びます。
外出自粛の今日、
スーパーに食材を買い出しに行った際、
「上を見て歩いてこう。」
今力強く生きるお花や植物が、
そんな、言葉を投げかけてくれます。